ぴーんとした1日の終わりに。
日曜日ですが、今日も今日とて中学生コースは定期試験対策。
- 11月4日(月)18:00-21:00
- 11月5日(火)19:00-22:00
- 11月6日(水)19:00-22:00
- 11月7日(木)19:00-22:00
- 11月8日(金)19:00-22:00
- 11月9日(土)14:00-21:00
- 11月10日(日)OFF
- 11月11日(月)18:00-21:00
- 11月12日(火)19:00-22:00
- 11月13日(水)19:00-22:00
- 11月14日(木)19:00-22:00
- 11月15日(金)19:00-22:00
- 11月16日(土)14:00-21:00
- 11月17日(日)10:00-18:00
ご覧のスケジュールで今日まできました。
中3はもちろん、中2も中1も全員同じスケジュール。
土日にある食事休憩の30分間を除いて、教室にはプリントを出力する複合機の音と自動販売機の冷却器の音、そして筆記する音しかありません。空気はぴんと張り詰めています。それを毎日毎日毎日。
ママパパには「疲れて帰ると思います。甘やかす必要はありませんが小言は控えてうまく労ってあげてください」と伝えています。
私がここでどんなに大量の課題を出しても、どんなに長時間の勉強スケジュールを提示しても、子どもたちは「えー」とか絶対に言いません。心では思ってるのかもしれない。
でも、ここはそれを軽々に表現する場所ではないと、彼らはちゃんとわかっているんです。
弱音を抑え込んで、自分の今とこれからについての理解は本当に様々で、多くの場合は曖昧なままで、戸惑いながらも迷いながらもそれでもやらなきゃとがんばっています。
そんな日常への問題意識から、どうせがんばるなら夢やビジョンをもってほしいと考えて始めたのが、様々な分野で活躍するプロフェッショナルを講師として招き生き方を学ぶイルムアカデミアです。
中学生ですから反抗期もあって家ではめんどくさいですよね。生意気ですよね。わかります。でもそれは家がいちばん自分を出せるからなんです。
家での姿しか見ていないママパパが、もしどうしても彼らを信じられず小言をがまんできなくなったら、どうぞ試験対策期間の教室に足を運んでください。
きっと30分もここにいられませんから。
ふらっと来た大人がたちまち自分を場違いだと感じるような、それほどの空気でやっています。差し入れに来たパパママも、いつもちらっと見てうわっとなってさっと帰っていきます。
残念ながら「振り返ったらママパパがいるからがんばる」という時期はもう終わりつつあるのです。
<親離れ>は思春期・成長期・二次性徴など生物学的プログラムと共に組み込まれていて時期がくると自動で開始します。
<子離れ>は自動開始ではありません。親が自らの意志で始めなければならないのです。だからずっと始まらないままの人もいます。
ただこんなことを書く一方で
「大きくなっても子どもは子ども」
という慈しみ深い親の言葉は、常に美しいと思っています。
毎日毎日嫌っちゅうほど顔を合わせて、昨日土曜日は夜まで7時間みっちり。
翌日の日曜日は朝から8時間だから、昨夜は
「また明日!」
じゃなくて
「またあとで!」
って子どもたち送り出しました。
そしたら子どもたち、一瞬えって顔して、ウエーとかギャーとかみんなで苦笑いして、それから「さよならー!」って元気に帰っていきました。
本当にえらいなって思います。
ぴーんとした1日の終わりに笑顔が見られると、ハリのある笑い声が聞けると、ほっとします。疲れ顔に逞しさがのぞいて、まぶしいような気持ちになります。
ストレスや疲れがなるべく溜まらず、時間をかけただけ気力が充実していくようにしたい。子どもががんばっているのだから尚更そう思います。
引き続きがんばります。
応援してくれよな!笑
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