【中学部】5獲得者インタビュー


学校成績で5を獲った生徒たちにアンケートを実施しました。「彼らが日々どんなことを考え行動したいたのか」「自分に足りないところは何か」を叡智に学び自己の改善に活用してください。


その前にまずは「3」と「B」の位置づけについて確認しましょう。



3を「普通」と考えてはいけない

成績の3というのは5段階評定の真ん中の数字なので「真ん中=平均」という感覚から「普通ぐらい」と思うかもしれません。しかし仮に全科目オール3だとすると進学可能な高校の偏差値は40台です。偏差値40台になると普通科(大学進学を目標とする科)の数は減り、かわりに商業関連・工業関連の専門学科が多くなってきます。つまり高校卒業後は専門学校や短期大学・就職などの進路へと進む割合が多くなるのです。漠然とでも「四年制大学に行きたい(行っておきたい)」と考えているのならば、「3は普通」と考えていると危険です。そもそも私たちは、「わざわざ塾に通って(通わせていただいて)3でOK」とは全く考えていません。「得意なら5、苦手でも4」を全生徒と本気で目指します。できます。絶対に。みなさんも私たちのこのスタンスをきちんと理解してください。



観点別評価のBは「問題あり」

観点別評価のBは「おおむね満足できると判断されるもの」とされていますが絶対に真に受けてはダメです。むしろ「取り組みに問題あり」と理解していい。観点別評価にBが1つついたらその時点でその科目の評定で5はとれないのです。そしてオールBなら評定は3であり、もし評定オール3なら進学先高校は偏差値40台で...あとは上述の通りです。「3を4にしたい」「4を5にしたい」と思ったらまずは観点別評価のBになっているところに狙いを定めましょう。次に何をすべきかがより具体的にわかります。




5獲得者インタビュー

5獲得者による生の声を掲載します。「普段の授業」「提出物」「テスト対策」のそれぞれでどんなことに力を入れたのか、よく読んでぜひ参考にしてください。


▶普段の授業で意識したこと

  • 必ず毎回手を挙げていた
  • 先生に積極的に質問をした
  • 授業を楽しむ。ただしふざけない
  • 姿勢に気をつける
  • 先生をしっかり見て授業を受ける
  • 先生に圧をかけるくらい目を合わせて頷く
  • 分からないことはすぐに先生に聞いたり相談したりする
  • 居眠りはしない
  • どの科目も、先生が話しているときに目を合わせて頷くようにすると<主体的に...>の項目はめっちゃ上がる
  • 実験の内容や手順はメモしておく(理科)
  • しの笛・歌唱など実技のテストは練習をして完璧にした(音楽)
  • 絵をきれいに描いたり、それを先生に見せつけたりしている(美術)
  • 制作で困ったら先生や仲間に聞いてそれをアドバイスと捉えて改善した。その内容をワークシートに書くといい(美術)



▶提出物で意識したこと

  • 教科書ワークやネットを活用してプリントを充実させた
  • まちがえた問題の解き直しを丁寧にやった。自分なりの解説なども盛り込んだ
  • 習ったワードを使って書く
  • 先生の「◯◯がポイント」という台詞を振り返りやワークシートに盛り込む
  • 付箋を貼る
  • 字は濃くはっきり書く
  • ノートは色ペンを使って色分けする
  • 出す前に先生に確認する
  • 新たな発見や自分なりの考察などを盛り込む。教科書の丸写しはよくない
  • メモや感想、自分で調べたことをたくさん書く
  • 空白を残さない
  • 学校のワークはイルムと家で普段から進めておく
  • 先生の話はできる限りメモする
  • 学校ワークは1周目はワークに直接やり、間違えた問題の解き直しは授業で使用しているノートにやった。がんばりを見てもらうため
  • 文法に自信がなくても自分の知っている単語をつなぎ合わせる(英語)
  • 図やグラフなどは丁寧に書く(数学)
  • 途中式は全て書く(数学)
  • 教科書の<章の問題>も絶対にやっておく
  • 技能科目のテストもノー勉はダメ
  • YouTubeで調べて絵がうまい人の描き方を学んだ(美術)
  • 美術は苦手だが、ポイントをまとめたりして提出物は必ずA゜をとる(美術)
  • 振り返りをアリぐらいの字の大きさで書きまくる。自分の知識を入れる(音楽)
  • 振り返りカードは「できなかったこと」「その解決策」「解決策を行った結果」を丁寧に書く(保健体育)



▶テスト対策で力を入れたこと

  • 教科書とワークを何度も読み返し・解き直しをした
  • 学校ワークと必修テキストは最低3周
  • 自分が覚えられていないところや苦手なところを把握して重点的に勉強
  • 主要5科目は教科書・ワーク・授業プリントを何周もすれば基礎固めはできる
  • 暗記系はとにかく教科書
  • 間違えた問題と似た問題を解きまくる
  • 発音の確認(英語)
  • 本文を何度も音読して暗記した(英語)
  • 普段から見直しの習慣をつけてミスを減らす。検算できる問題は必ず検算する(数学)
  • 数学のテストが難しいので必修テキストの活用問題をやったりイルムで応用問題をたくさんもらって解きまくったりした(数学)
  • 計算スピードを上げてテスト本番で計算問題はすぐに終わらせて応用問題に時間をとれるようにした(数学)
  • 教科書の内容を覚えれば絶対いける!鑑賞文は習ったワードを使う(美術)



まとめ

  • 評定の3を「普通」と考えてはいけない
  • 観点別評価のBは「問題あり」
  • 得意科目は5、苦手でも4を本気で目指せ

イルム生は全員必ず以上を心に刻んでください。


▶参考:【永久保存版】中学校成績を上げる5つのポイント



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