進学説明会を開催しました。

※これは超長い自慢話です。


4月20日に弊スクール保護者対象の進学説明会をしたのだけど、実はその前まで10日間くらいずっと咳が止まらなくてちょっとしんどい日々を過ごしていた。


1度病院に行き1分足らずの診察で「あー風邪だね」と出された薬は全く効かず、説明会2日前になっても咳は一向に止む気配がない。


説明会でマスクしてゲホゲホしてるのもかっこわるいから前日にもう一度、弊スクールの近所で呼吸器内科のある病院に行ったら大当たり。気管拡張の吸入をしたら久しぶりに大きく息を吸い込んでも咳が出なくなった。医師も話しやすい素敵な方で処方箋の内容も納得で大満足だった。


「よーしこれで大丈夫だ!」


と思ってそのままルンルン出社したんだけど、うかれた私は処方箋だけもらって薬局に立ち寄るのを忘れ薬をもらってくるのを忘れてしまった。。。

夕方また咳が出始めたときにそれに気がついたけど時すでに遅し。その日も夜まで授業だし、翌日は朝から説明会で午前と午後の2回戦。そのあとは夜まで授業。


薬局は日曜日まで諦めるしかない。あいやー。


まー自業自得。仕方ない。


・・・っていう話を、キッズコースでお迎えに来ていたママに笑い話のつもりでしたら、なんとそのママが


「先生、処方箋と保険証貸して。取ってきてあげる!」


って言ってくれたのだ。


「土曜日までだと咳がもっと悪化しちゃう」


って。


もう本当にありがたくて、でもお迎えにきたばかりでお子さんたちもいるのに申し訳なくて、でもやっぱり苦しかったし、子どもたちに「ごめんねごめんね」と伝えて甘えさせてもらうことにした。


もうほんと、涙が出るくらいうれしかった。


これ読んでくれてますよね。

ありがとうございました!!


その後午前2時くらいまでスライドの手直しをして、あっという間に説明会当日の朝を迎えた。

何度やっても始まる前は緊張する。

始まっちゃえば大丈夫なんだけど。


私の説明会はいつも保護者相手にテストを実施することから始める。


内容は神奈川県公立高校入試の制度に関する基本的なもの。本編に入る前に現状の理解度チェックをしてもらうことが目的の1つ。


目的のもう1つは子どもたちが日々ここで経験していることやテストというものの緊張感を擬似的に体験してもらうこと。


実際に来てほしいからあんまりネタバレはしたくないけど、まーとにかく朝練して授業受けて放課後部活して着替える暇もなくイルムに来てこれをやってる子どもたちをちょっとほめてあげてくれいっていうことを伝えたいのだ。

抜き打ちテストからの緊張と緩和、そしてその解説としての本編開始を伝えると、場に程よい集中力と目的意識が醸成される。


本編では神奈川県公立高校入試制度の解説と国私立入試制度の解説を行った。各項目とその戦略についてエピソードも交えながら楽しく学べるように心がけた。みんなたくさん笑ってくれて和やかですごく楽しかった。


そして今回は

・教育からギフトへ

・イルムアカデミア

の話もがっつりできた。


実はこれらの話を保護者の前で「大々的に」したのは初めてだった。


何年もずっと怖かったのだ。

コソコソしてるような後ろめたい気持ちだった。


「センセー、それよりもうちの子数学が・・・」

「センセー、それより受験大丈夫でしょうか・・・」

「塾なのに何やってんですか・・・」


そんな風に思っている人が、本当はうちの保護者にいるんじゃないかと、ずっと不安だった。もちろん気持ちはわかる。超わかる。例えそのように思われても、私にはそれに反駁する理由はない。だってそれは「親が子を想う気持ち」から表出しているはずなのだから。


外で講演するときに話を聞いてくれる人たちやこのページをフォローしてくれている全国の人たち。とても大切な人たちだけど、その多くはカスタマーではない。


「いいね!すること」と「お金を払うこと」の間にはものすごい距離がある。


教室経営だけでなくイベントやツアーの企画主催もして吐くほど失敗をしてきた私にとって、これは紛れもない事実だ。


フォロワーとサポーターとカスタマーは違う。みんな大切なんだけど、利害関係の有無っていうのはやっぱり大きい。


そしてカスタマーの前で理想を語るには、勇気と自信と戦略と実績が必要だ。


私の場合は実績を重ねて「子を想う親であり顧客でもある人の真剣」に適うレベルに言語化するのに3年かかった。


ようやく胸を張って「教育からギフトへ」の話を、これまでたくさん撮ってきた大好きな写真たちと一緒に、イルムっ子の保護者に全力で伝えることができた。


それが今回の説明会だったのだ。


そしてその説明会のwebアンケートの結果がタイトル画像の青くてまん丸いグラフ。まだ全員が回答したわけじゃないからアレなんだけど、全てをさらけ出した上でのこの経過だからもう泣くほどうれしい。


素晴らしい人たちに理解されて、支えられて仕事ができてる。それが実感できて最高にしあわせだ。

最後に参加者の感想もシェアしちゃうぜ。


<感想①>

あまり普段お話をする機会がないので、久しぶりにお話が出来て楽しかったです。

また個人面談でお話しできるのを楽しみにしております。


<感想②>

今日はありがとうございました。

神奈川県の仕組みよくわかりました。

勉強だけでなくいろんなことに興味を持つ機会を増やせる新しい取組み賛成できます。よろしくお願いします。


<感想③>

先生のありのままの自分をさらけ出しながらの説明が、すごく親近感を抱けて良かったです。高校入試の説明も、とても分かりやすかったです。イルムアカデミアもやって下さって、本当に感謝です!なかなか他にはない塾だと思います。この塾に出会えたことは、親子共々、本当に幸せに思ってます。これからも宜しくお願いします。


<感想④>

お世話になっております。

ご病気の中、御一人での切り盛り、お疲れ様でした。五月に面談があるとのことで、今日は早々に失礼致しました。説明会の内容は、とても分かりやすかったです。姉兄の通っていた【自主規制】とは違う温かみのある、現実味のある、日頃の御指導が窺える内容でした。有り難うございました。


<感想⑤>

たくさんの資料をご用意いただきどうもありがとうございます。学校にも説明会がありましたが、甲斐先生が例を挙げながら、ニ時間もかけて丁寧にご説明を下さったお陰で、今まで抱えていた疑問は、今日でほとんど解けることができました!本当に助かります!頂いた資料は、子どもとシェアし今後の面談準備を進めていきたいと思っております。どうぞ宜しくお願いします。


<感想⑦>

入試についての説明はとてもわかりやすく、私も忘れている部分があったので参加できて良かったです。

色々なことを先生が考えて行動されて形にしている姿はとても素晴らしいと思います。高校入試に特化した塾より魅力的です。先生が形にしていることは私も子どもたちが小さいころ習わせたいと思っていたことばかりですから。もう少し早く始めていただきたかったぐらいです。(笑)


<感想⑧>

説明会ありがとうございました。

先生のエピソードも交えた楽しい説明会でした。

公立高校の選考で、S値というものを資料で目にしていましたが、よくわからなかったのが、説明を聞いて、わかりました。沢山の詳しいデータもありがたいです。イルム生が進学している各高校の特徴などももう少し紹介していただけたら、志望校選びの参考になると思います(←ご意見ありがとうございます!)。また面談で、文化祭や学校説明会に行った方がよい学校を具体的にご相談させてください。引き続きご指導よろしくお願いいたします。


<感想⑨>

とても分かりやすいご説明ありがとうございました。高校入試についてとても理解が深まりました。教育はギフト、との先生のお考えにもとても共感しました。


<感想⑩>←超面白い

衝撃その1、[受験のいろは・ミニテスト]を親が受けるという想定外アトラクション?で説明会開始。掴み、うまい!と感動したものの、10点満点中まさかの3点!というクリフハンガーなスタート。

衝撃その2、甲斐先生の話があまりにも面白いのでスイスイ耳に入ってくるのですが、どれもこれも知らないことだらけ。中2の親としてはかなりマズイ状態であることを説明会開始早々、全力で痛感。

衝撃その3、脳内独り大反省大会状態で拝聴していたのですが、先生のお話に出てきた「口うるさすぎる親」がまさに自分だと改めて気づき、今後の目標を「私、とにかく黙っとけ!」に設定。

衝撃その4、帰宅後、夫に話した説明会の感想が「ヤバイ、めちゃ楽しかった」。これ、息子が一番最初に甲斐先生の授業を受けた直後に送ってきたLINEと一字一句同じ。説明会が楽しいというのも変ですが、正直な感想。そして息子がいつも言っている「甲斐先生の授業はすっごい楽しい」の意味が改めて実感できました。

まずは知ること!大事ですね。とにかく色々な意味で衝撃だらけの、そしてあっという間の2時間でした。ありがとうございました。




もっとあるけど今回はここまで。


壮大な自慢話になってしまいましたが、本当に本当に全部うれしくて。


最後までお読みいただきありがとうございました。


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